Digital Graphic Diary




『帰国いたしました。』

 >>>   -- 03/11/07-23:21..No.[147]  
    いやぁ、すーっかりご報告が遅くなってしまいました・・・。失礼いたしました。もう1週間も経ってしまったのですが、日本時間の11/1(土)の夕方に無事、カナダより帰国いたしました。日本、バンクーバー共に、お世話になった方々、そしてこの日記を読み続けてくださった皆様に心からお礼申し上げたいと思います。

なんだか帰国は直前も直後も慌しかった。特に帰国前は学校の卒業から10日程度あったにも関わらず、荷物の整理や掃除やら、人に会ったりやらで毎日頭の中も体もくるくるしてました。あまり何もない期間が長くてもよくないでしょうけど、もうちょっと余裕がある帰国でもよかったなぁと今は思ってます。(半月くらいはあったらよかったかも。)

そんなわけで帰国日前後のことで日記に書けなかった事があるので、ちょっと書かせてください。

まず、カズオと食事をした次の日ですが、最初の2ヶ月お世話になったホストファミリー宅にお邪魔して夕食をご馳走になってきました。食事の後は記念に一緒に写真撮影。冷蔵庫の横に今までの留学生の写真が張ってあるのですが、そこに加えてくれるそうです!

翌日は帰国日の前日だったので、一日洗濯と大掃除。朝から洗濯室を占領し、キッチンは自分の使った棚を大整理。そして自室も雑巾を数枚片手に、たんすの引き出しの中まできちんと拭きました。その夜、ともだちとRedRobinというファミレスのようなお店で食事を約束していたので、眉毛も描かずに(笑)お店に登場。このお店には大きいアイスケーキがあるのですが、以前から食べてみたくて仕方がなくて、最後の最後に(本当にバンクーバー最後の夕食で)ともだちにつきあってもらって夢を果たしました(笑)。やっぱりこういうジャンボ(で大味<笑)なケーキは日本のファミレスではなかなか味わえない!おいしかったし楽しかったです!

そのRedRobinでの食事の後、どうしてもC.K.に最後のお別れの挨拶をしたいと思い、彼女と同じ学校に通うともだちに学校まで連れてってもらいました。(C.K.は夜間コースの授業をとっているので授業の終了が22時すぎなのだ。)エレベーターから降りてきたC.K.と少ない言葉を交わしてブンブンと握手。ここにきて初めて、自分の帰国と、ここにいるともだちとの別れを実感してうるうるきてしまった私。しかし、彼女は「明日空港に見送りに行きたい」と。

翌朝、彼女は約束通り電話をくれて、うちまでやってきました。空港まではタウンハウスのオーナーさんが車で送ってくださるということだったので、3人で車で移動。空港前でオーナーさんに別れを告げ、C.K.と二人で飛行機のチェックイン。なんだろう。チェックインなんてさり気ない手続きだけど、長い列を待つ間も一人で過ごすのと、誰かと一緒にいるのとでは全然違います。全然楽しい・・・。他愛の無い話をして、大きい荷物を預けた後、私の用事で郵便局に行く途中ハロウィーン色にそまった空港内を撮影。国内線のカウンターでは、知らない仮装した係員の人たちとかぼちゃとみんなで写真を撮ったり(笑)。

空港には3時間前に行ったのですが、ゲート内でお土産を買う時間が必要だったので、C.K.との別れの瞬間もあっという間にやってきました。「じゃ、元気で」「元気で」「また会おうね」と握手と軽いハグ。以前、一度カミーロをここで見送ったときも、その瞬間は意外とあっさりとしているものでしたが、今度も妙に落ち着いてた。悲しいとか、寂しいとか、思うときは強く思うくせに、本当のその瞬間は変に冷静だったりする。あれは結構不思議です。だって、そのくせ飛行機に乗って、離陸する瞬間、タイヤがカナダの大地から離れた瞬間はしばらくホロホロ泣いてたりするのに。

C.K.が見送りに来てれたのは本当に嬉しかったです。彼女の出発日に私がバンクーバーにいられるなら、今度は私が彼女を見送りたいくらい。でも、それはないだろうから、だからC.K.がタイに帰ってきたら、必ず会いに行こうと思っています。

バンクーバーよりずっと暖かい日本の成田には、姉と甥っ子が迎えに来てくれていました。そして久しぶりの日本のレストランでの注文は「クリームソーダ」(笑)。機内食食べてお腹はすいてなかったので。

部屋の整理もままならないまま、あっという間に帰国後1週間が経ちましたが、部屋が片付いていないことを除いてはだいぶ落ち着きました。

本当に楽しかった8ヶ月。
夢のようだという表現が嘘じゃなくてしっくりきちゃう。

荷物を掘り出して出てきた向こうで買ったCDを聞くと、学校で夜通しPCに向かって課題をこなしていた瞬間が、本当にいとおしい。

そして、出会った人たちとの再会は次の目標です。





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